2010年1月30日土曜日

TOEICのスコアを上げるための最もシンプルな方法とは!

まずは、今のあなたのTOEICの予想点数を試験を受けずに測る方法から。

洋書がおいてある大きな書店に行って、Penguin Readers シリーズ、または Oxford Book Worms シリーズのコーナーに行ってください。それぞれのシリーズとTOEICの点数の目安を示してくれているケースが多いので、すぐに判定ができます。

では、低いレベルからどれか本を手にとって読んでみてください。なお、読むときは日本語に置き換えずに、英語そのままで理解できるレベルを見つけてください。だいたい9割程度は理解できるという本があなたの今のレベルです。さて、これが TOEICとどう関係するのか。

TOEICは、「英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテスト」であると公式ページに謳われています。コミュニケーション能力というと、言葉から受ける一般的なイメージは、「話せる」ですが、テストの構成はリスニングとリーディングの2つのセクションのみで、スピーキングやライティングは TOEIC SW (Speaking and Writing)という別のテストがあります。また上級者向けに LPIという1対1のインタビュー形式のテストもあります。

コミュニケーション能力をリスニングとリーディングの2つで測ることができるのかという疑問がわいてきますが、それに対して公式ページでは、次のように説明しています。

「TOEICテストの開発にあたったETSでは、TOEICテスト実施にあたって予めListeningとSpeaking、ReadingとWritingとの相関関係について検証し、それぞれが非常に高い相関関係を示すことから、ListeningとReadingのみの試験からSpeakingとWriting能力を含めた英語能力が測定できることを統計的に証明しています。そのため、TOEICテストはListeningとReadingのみで構成されています。」

つまり、リスニングとリーディングが出来る人は、スピーキングとライティングも出来るだろうという前提に立ってテストが組み立てられているということです。

単純に言うと、Penguin Readerの最高レベルが理解できれば、TOEICの問題を解くことはさほど難しくないはずです。つまり、単語、文法などと細切れにするよりは、まとまって文章を、しかも早く読む訓練をすれば、TOEICのスピードについていくのはさほど難しくないはずです。

TOEICの点数を上げたいという方は、ぜひ英文を読む練習、しかもできるだけ早く読む練習をしましょう。
どうやって早く読むか、それについては次回に続く...

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