2010年1月22日金曜日

英語ができるようになる究極のコツ!

英語ができるようになる究極のコツ!
それは、間違ってもいいんだって思うこと。 楽しみながら英語をどんどん吸収して、吸収したものを機会あるごとに出し惜しみしないで使ってみましょう。また、自分の英語はまだまだって開きなおることも大切です。「なんで自分の英語はだめなんだろう...」というのと、「自分の英語はまだまだ」というのとでは、ほら、まったく受ける印象が違いますよね。

私が、かつてアメリカの大学院に留学していたときのことです。比較文学というのを専攻していました。
週3回の小説の授業を取っていて、毎回小説を1冊読んでくることが必須の授業です。課題になっている小説はもちろん英語で書かれたものばかり!しかも、かなり長い! そんな長い小説を週3回読まなきゃいけないのですが、まったく読み切れない...。

このままではおちこぼれる! そう思ってせっぱつまっていたある日、隣に座った英文学専攻のクラスメイト(もちろんアメリカ人)にふっと何の気なしに「ねえ、今日の課題読んできた?」って聞いてみました。

そのクラスメイトの答えが、"Are you kidding? it's impossible!" 「ばーか、こんなの読みきれるわけないだろう!」
それを聞いて、すっと楽になったのをいまでも鮮明に覚えています。

アメリカ人でも読みきれないんだから、外国人の俺が読めなくても別に気にすることないか...。それから、読み切れない時は、実は便利な本が図書館にあるのを発見。小説あらすじ集。これを見つけてから、読み切れない部分は、あらすじで補足したりしました。また、よくよく読書課題を見ると、ドイツ文学やフランス文学、イタリア文学など、英語への翻訳ものもかなり入っていました。アメリカ人が自分の言語に訳されているものを読んでいるなら、俺だって日本語訳を読んでも別にいいか。そう思ってからは、翻訳ものは日本語訳を読むようにしました。そんなふうにいろいろ工夫するようになっていきました。

どんどん気が楽になって、いろいろ工夫をしながらクラスに参加できるようになって、気がつくと、クラスの中で一二を争う発言の多い学生になっていました!もちろん、話すときも課題のレポートを書くときも英語は間違いだらけでしたが。でも、まあいいかと思って続けていると、どんどん上達していきました。

英語ができるようになる究極のコツとは!
「間違ってもいいや」
「まあ、いいか...」

リラックス、リラックス♪

追伸: ところで、経営者や人事部のみなさん。英語を昇進の条件とかにするの、そろそろやめませんか? それより、twitterやブログで外国人のフォロワーをたくさん作って、活発にやりとりしている人にインセンティブをあげるとか。twitterやSNS、ブログでつながった人脈って、外国でいざという時に役にたつと思うので。

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