2010年4月10日土曜日

英語の生徒ではなく、英語の実践者見習いになろう!

書店の語学コーナーに行くと、あらゆる種類の本が並んでいます

また、お馴染みのNHKの講座のテキストも、番組のタイトルとかがずいぶん新しくなって
つい、手に取ってしまうようなものがたくさんあります。
きいてみようかな... (でも、続かないんですよね、不思議と... 私も中学生のころ聴いてましたが...)

先日、書店でぶらぶらと語学関連の本やテキストを見ながらふっと思ったことがあります。
それは、基本的にほとんどの人の英語との関わりって、とっても学校的なんだなって...

つまり、英語を習得しようという人は、みなさん、自分を「生徒」として意識しているということ
別に学校に行っているわけでもないのに、生徒意識で学んでいるんです

さて、横浜で日本で最初の英語塾を開き、西洋の診療所を開け、最初の和英辞典と聖書の翻訳をやった、ヘボン博士(そう、ヘボン式ローマ字のヘボンさんです!)は、日記にこう書いています。

「この言語(日本語...筆者注)はたしかに君にも興味があることでしょうが、わたしは、まだそれについて多くは語れません。日々、これつとめて学んでいます。日本語は中国語よりはるかにむずかしいと思います。発音するのに苦労する一つの音がある。dとrとの中間の発音です...」

日本に来て、まだそれほど経っていない時期に、ヘボン博士はかなり苦労して日本語を学んで行きますが、興味深いのは次の文章です。

「私は正規に日本語を研究しております。最初のシラブルの最初の語を説明し、順序正しくおくっていって四十七シラブルのうち十三シラブルまできました。こうして辞書の編さんをしております。もしわたしが望んでいる通り生きている間に辞書を完成することが出来るならば、それは偉大な業績となるでしょう。」

まだ日本語がそれほどわかっていないうちから、すでに辞書の編さんをしようとしているのです。日本語の生徒として受け身で学んでいるだけでなく、日本語を実践に活かす者として、辞書の編さんをしようとしている。

ヘボン博士が日本語ができるようになり、後には聖書の翻訳までするようになったのは、彼が、単に自分を日本語の生徒ではなく、日本語という外国語と英語の間の橋渡しをしようという「実践者」という意識でいたからではないでしょうか。

英語を学んでいる人は、どうしても生徒としての意識が抜けていないように感じます。
これだけ学校制度がしっかり浸透している世の中ですから無理もないかも知れません。
会社だって、従業員を管理したり、教育したりと、まるで学校の延長みたいな状況ですから...

あなたが生徒意識で、英語に対して受け身でいる限り、英語は身につかない。

あなたは、どんな種類の英語の実践者になれるでしょうか?
別にビジネスでばりばり交渉ができるように、などという大きなことでなくてもいいかもしれません。

こんなに日本中の英知を集めても、日本人の英語はさっぱり上達しません。
その状況を変えるのに、あなたは何ができるでしょうか?
ぜひ、一緒に何か仕掛けてみませんか? 英語の生徒ではなく、「実践者」として...

2010年4月1日木曜日

Let's Tweet to Relate: 1000 Twitter Stories--First Offline Twitter Conference to be Held Simultaneously in Four Major Cities in Japan, Spring 2010--

Traditionally, our specialty has always been refining and perfecting whatever imported. Automobile for one thing, and now, Twitter is another!

To be honest, we are not yet sure why Twitter is becoming a social phenomenon in Japan. At least, we all feel lucky to have kanji, or chinese characters, in our writing system. Compare to people Tweeting with European alphabets, we are advantageous to be able to include more information within 140 letters by using kanji, for each character has multiple meanings.


And perhaps what Twitter is providing reminds us of our ancestral community atmosphere, which we somewhat feel diminishing nowadays. Or maybe we simply are fans of whatever is American.

No matter what the reason is, without doubt, people already have joined the Twitter community are fallen in love with the world of 140 letters, and many more people are coming in at this very moment.

We have been compiling "Twitter stories" to explore how Twitter is utilized by people of various social groups such as business people, workers, managements, entrepreneurs, homemakers, students, and companies, and many others, at an outset, with a goal of gathering 1000 stories. Round midnight of May 28, 2010, 1000th story is posted and the goal was achieved.

On April 24, we are planning to hold our first Offline Twitter Conference. There are some similar events of various sizes which have been held in Japan and many places in the world. But we believe, this is the first offline Twitter event to be held simultaneously in multiple places.

We will get together to meet new people, share our stories, and explore how we best utilize Twitter for personal setting, and, of course, for business purposes.

Undoubtedly, people to be preset at the site, and people who may not be able to attend as well, will tweet happily during the event. But that's not all. We will live broadcast the event through Ustream!

So wherever you may be on the globe, or even if you are up in the space as long as you are online, join us with your PC, iPhone, iPad (should be available by then), android, or any other devices that let you tweet or view Ustream Broadcast.

Conference Title:
Let's Tweet to Relate: 1000 Twitter Stories
First Offline Twitter Conference to be Held Simultaneously in Four Major Cities in Japan, Spring 2010

Date: April 24, 2010
Time: 6:00-8:00pm (JST)
Place: Tokyo, Nagoya, Osaka, Fukuoka

2010年3月25日木曜日

教えて!みんなの Twitter活用事例1000 4都市同時開催 春のオフ会2010


Twitter活用事例1000 プロジェクトが企画・運営する
教えて!みんなの Twitter活用事例1000 4都市同時開催 春のオフ会2010

4月24日の開催に向けて、今夜も楽しい企画会議が Twitter上で開催されました。
みんなそれぞれ、別々の所にいるのに、TWitter上でどんどん議論が進んでいき、
他のウェッブサービス等もフル活用しながら、どんどんアイディアが集まり、
提案されたことに対してすぐに手が上がり、瞬く間に役割が決まり、
提案が瞬時に形になっていく

クラウドソーシングという言葉が巷では盛んに使われていますが
今日の様子は、そんな生やさしいものじゃありません!
もう驚き、感嘆、感動の連続。
ものすごいスピード感!
現実のプロジェクトでも、こんなスピードで動いていくものを
これまで見たことがありません。

まるで、見えない神の手が動いている、そんな不思議な感覚。
その道のプロフェッショナルや豊富な経験をもった人だけでなく
初心者も、興味があるという人も、何か役に立てればという人も
どんな人にでも活躍の場がある。そして、プロもアマも、有名な人も
そうでもない人も、(そしてたぶんこれから有名になる人も)
様々な立場の人が、同じステージ上で協力して何かを行うことができる。
そして、共感しあうことができる。

Twitterは、これからまだまだたくさんの可能性と感動と勇気と
そして未来を、創っていく場となる。
そう確信できた夜でした。


教えて!みんなの Twitter活用事例1000 4都市同時開催 春のオフ会2010
日時:4/24(土)18:00~20:00
場所:東京、大阪、名古屋、福岡の4都市開催


詳細は こちら

2010年3月23日火曜日

Twitter セミナーやります!

『あなたが一歩踏み出すための Twitter 活用術①(全3回)』
■講師/潟沼 潤(かたぬま じゅん)  
※英会話ナチュラ・リングア横浜代表
■日時/2010年4月24日(土)11:00~12:30
■会場/横浜都筑ビジネス&コミュニティ 4階(都筑区見花山)
■主催/チャレンジスペース・サービス


【講座内容】
Twitterには、ビジネスのPR以外にも、新たな可能性が広がっています。
何かを始めてみたいけど一歩を踏み出せない方に、Twitterをフル活用し、やりたいことの実現へ向けて行動を起こすためのノウハウを伝授します。
第1回『アラ・フィフティー起業家の涙と笑いの Twitter実践記』
徹底的な研究と実践の積み重ねから習得した、Twitterの全体像と可能性を大公開。

もちろんTwitterの基本もお話ししますので、初心者の方にもぴったりです。

予告:
第2回『Twitterをつかいこなすための20の秘訣』
5/15(土)11:00~12:30

第3回『一歩踏み出すためのTwitter総集編』
6/19(土)11:00~12:30

【講師紹介】
■潟沼 潤(かたぬま じゅん)
英会話ナチュラ・リングア横浜代表
公式サイト:http://www.natura-lingua.net/
Twitter:@naturalingua

元札幌国際大学マスコミュニケーション学科準教授。
学び・ヒーリング・アートの3つの分野を中心に様々なプロデュース活動を
展開中。
これまで演劇や映画、イベントの制作やプロデュースを手がけてきた。
昨年は関内のBarBarBarでジャズライブをプロデュース。
横浜−羽田空港定期船便就航を夢見ている。
趣味は料理、街歩き、生花。

【募集要項】
■日時/2010年4月24日(土) 11:00~12:30 ※受付開始は20分前からです。

■受講料/各回:2,000円、3回分一括:5,000円(税込)  ※当日会場にてお支払い頂きます。
■会場/横浜都筑ビジネス&コミュニティ 4階  ※駐車場はございません。
〔横浜市都筑区見花山1-30 見花山ビル〕
※会場案内はコチラ
■お申込み締切/2010年4月23日(金)
※申込み締切後のお客様のご都合によるキャンセルには、受講料が発生いたしますのでご注意ください。

申込&問い合わせはコチラ

2010年3月17日水曜日

(転載)LiーPoより,落語ライブのお知らせ!3月20日土曜日「三遊亭天どん」予約受付中です!お早めに!

渋谷にある、高校の同期のやっている Li-Poというバーのイベント情報です。
メールのお知らせは後から探すの大変なので、自分のメモ代わりのつもりで。

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3月20日(土)は、お待ちかね!昨年好評ただきましたLi−Po落語ライブvol.4、三遊亭天どんさんが再び登場!
とぼけた味わいで、落語通から若い女性まで幅広いファンの多い創作落語の旗手!脱力王子(勝手に命名)こと天どんさんが、「ろくろ首」ほか自作1作を携えての登場です。続く翌週27日(土)は、定例「音楽夜噺」と、さらに28日(日)は、あの伝説のアートなBAR、TRAUMARIS企画のライブイベント「歌のアルバム」、そして4月始めの週末は、BOOK BAR!と週末はイベントが続きます。
中国語サロン「amin chinese lounge」第2弾も好評開催中。3月16日(火)、4月6日(火)は営業時間が21:00からとなりますので、ご了承ください。
イベントのご予約は本メールに返信またはお電話でお店まで。ぜひお誘い合わせの上、お気軽に遊びにいらしてください。


★Li-Po落語ライブ「不思議な落語、落語のふしぎ」vol.4 〜三遊亭天どん「ろくろ首」ほか一席
3/20(土) 6:00pm開場 6:30pm開演〜 予約1500円 当日2000円(オーダー別)
昨年好評いただきましたLi-Po落語ライブ「不思議な落語、落語のふしぎ」第2シリーズ決まりました!
御馴染みのお三方が、3ヶ月連続で登場。三人三様の個性で不思議ワールドが炸裂します〜。先着25席限定。要予約。
トップバッターは、前回「茄子娘」も大好評、脱力系創作落語の異才、女性ファンも多い脱力王子(勝手に命名)こと三遊亭天どんさんの登場。「ろくろ首」ほか自作1席で、ゆるゆるの笑撃を!
Li-Po落語ライブ>>> 4月17日(土)柳家一琴 「魂の入れ替え」、5月15日(土)立川雲水 「あたま山」も決定! お楽しみに。


★音楽夜噺 ONGAKU YOBANASHI〜第46夜 ラテン音楽パラダイスへの道
3/27(土)3:30pm開場 4:00pm開演 予約1800円 当日2300円(1ドリンク付)
●論者:竹村 淳(音楽ジャーナリスト、プロデューサー) 
●聞き手:太田亜紀(スペイン語通訳・翻訳者、元ラティーナ編集者)
1977年の秋分の日の昼下がりのこと、初来日したブラジルの女性歌手エリゼッチ・カルドーゾの唄を 聴きながら、ぼくはブラジルへ行こうと心に決めた。それが実現したのは79年2月だったが、当時は格安ツアーなどなく、莫大な費用がかかった。でもブラジルに行ったことで、ぼくはかけがえのないものを手にし、ぼくの人生は大きく変わった。あのとき行ってなければ、NHK-FMで中南米とカリブの音楽番組のDJを務めることも、ラテン音楽と深く関わることもなかったと思う。そんなぼくの経験にからめてラテン音楽の魅力についてお話します。(竹村淳)
http://www.ongakuyobanashi.jp/


★TRAUMARIS presents 歌のアルバム〜其の弐
3/28(日)6:30pm開場 7:00pm開演 予約2500円 当日3000円(ドリンクオーダー別)
●出演: アキモトカヲル(シンガーソングライター) 宮川雅彦(俳優)
1伝説のアートなBar、TRAUMARIS(トラウマリス)の住吉智恵さんプロデュースのイベント が決定。アラブ音楽と弦楽器ウードの研鑽のためチュニジアに遊学後、あがた森魚、巻上公一、ブレッド&バターなど様々なアーティストとのレコーディング、ライブにギタリスト・アレンジャーとして参加するかたわら、ソロ活動を続けているシンガーソングライター・アキモトカヲルさんの、懐かしくも切ない楽曲に魅せられた人の輪が連なりはじまった “歌のアルバム”。 第2弾は、森鴎外の名作「高瀬舟」を、第1弾のゲストであり発起メンバーでもあるEPOさんとのご縁で出会った俳優の宮川雅彦さんを迎えて贈る、歌と朗読のアルバムです。


★Booklayer presents  BOOK BAR vol.0
4/3(土)3:00pm〜10:00pm (入場無料。オーダーは通常通り承ります)
「エスクァカイア」「スタジオヴォイス」などの休刊が相次ぎ雑誌ファンには寂しい昨今。そんな思いを強く抱きつつオープンする雑誌専門の古書店Booklayer(ブックレイヤー)が、一日限りLi−Poに出店、バックナンバーを展示即売します。オンラインでは味わえない雑誌の魅力を再発見していただければと思います。お気軽に覗きにいらしてください。


★トーク企画:神楽の歴史と現在。現代に生きる石見神楽(いわみかぐら)。
4/10(土)6:30pm開場 7:00pm開演 入場料1000円(ドリンクオーダー別) 
● トークゲスト:福岡ユタカ(Yen Calling)  ナビゲイター:前田圭蔵(プロデューサー)
島根県西部(石見地方)で伝統芸能として受け継がれている石見神楽(いわみかぐら)。日本神話を題材に、演劇性・娯楽性を強めた大衆的な芸能として発展。一般的な神楽のイメージとは一線を画した『軽快かつ激しい囃子と舞い』が特徴で、地元では子供から老人にまで幅広く人気があり、演ずる団体は100以上あるといわれている。5月に開催される石見神楽東京公演を目前に、知られざる素晴らしい石見神楽の世界を石見出身の雄叫びヴォーカリストの福岡ユタカさん(Yen Calling,PINK,近田春夫&ヴィブラトーンズ)が.お伝えします。饗が乗れば歌っちゃうかも!(笑)。ナビゲーターは神楽初心者の前田圭蔵さん。神楽のビデオをサカナに飲み食いし皆でワイワイ盛り上がりましょう。どうぞお気軽にお越し下さい。
      福岡ユタカHP  http://www.lares.dti.ne.jp/~yenchang/


本メールの転載、転送、大歓迎です!
皆様のご来店、お待ちしております♪

Li-Po伊藤美恵子

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Li-Po
〒150-0002東京都渋谷区渋谷3-20-12-2F
TEL./FAX.03-6661-2200
Open 6:00pm〜1:00am (日・祝休み)
※毎月第1、第3火曜日(3月16日、4月は6日と20日)のみ、営業時間が9:00pm〜1:00amとなりますのでご注意ください。 
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2010年3月4日木曜日

Twitter活用事例1000 (#twicase1000) オフイベント開催決定!

Twitterの可能性や楽しさを多くの人に伝えていこうという

Twitter上の全国の有志によるプロジェクトのオフ会開催が決定しました!

日時:4月24日(土)
18:00〜20:00
4会場(東京、名古屋、大阪、福岡)で同時開催

具体的な会場等、詳細は後日お知らせします!

Twitter活用事例1000についての詳しい情報は、こちらのウェッブサイトをご覧ください。






2010年3月2日火曜日

完璧じゃなくてもいいんじゃない?

昨日もアメリカで多くの人に人気のあったカムリのリコールが報道されていました。リコール隠しまで噂されてるみたいです。

今回の出来事を考える時に、トヨタの最大の強みが、実はもっとも大きな弱点ではなかったかと思えてなりません。

私の親もトヨタが大好きです。小さい頃からよく、トヨタはとにかく故障しない、そう親がいうのを聞いて育ちました。

アメリカに留学中も、私が日本人だとわかると、トヨタの車はExcellent だ!(とにかく故障が多い自国の車に比べて)本当故障しない、そう言ってトヨタの関係者でもないのに、なぜかよく褒められていました。

トヨタの品質に対するユーザーの信頼はとても強く、そこから生み出される安全性についても安心感を与えていたのがトヨタでした。

もちろん人の命を預かっている商品ですから、安全性はもっとも重要ですが、人間が関わって作っている以上、絶対ということは不可能です。

不具合や故障はないにこしたことはないのでしょうが、でも故障が起こるからこそ、普段から自分の車のコンディションを自分でチェックするという習慣がつくのだともいえます。アメリカではかなり多くの人がちょっとしたことなら、自分で車をいじったりします。

完璧を求められるあまりに、実際には完璧であるはずがないのに、実際よりよくみせたりしてしまう。

引き合いに出すとしかられるかもしれませんが、世界で最大のソフトウェア会社であるマイクロソフト社のWindowsは、おそらく世界でもっともバグとセキュリティーホールのあるソフトかもしれません。マイクロソフトの様子をみていると、まるでプログラムにバグがあるのは当たり前で、問題がでてくればその都度直せばいい、そう考えているように思えるくらいです。そんなふうに完璧とはいえない製品をだし、修正版のインストールの手間を毎回ユーザーに強いているにもかかわらず、マイクロソフトの優位は変わりません。

オリンピック選手の帰国記者会見でもそうでした。メダルの数がふるわなかったことを、まるで糺弾するかのような雰囲気。失敗をぜったいに許さない社会の空気。いつもきちっとして、ミスや遊びを許さない世間。選手の入場のユニフォームへの大人げないバッシング。

ひとたび有名人が不倫という間違いを犯すと、まるで自分は清廉潔白であるかのように、国をあげて避難をする社会。

こんな余裕のかけらも、寛容さもない社会のもっともすぐれた成功例であるトヨタ。

今回のトヨタの問題は、実は日本という国と日本人全体に向けられたリコール要求でなかったのだろうか?

毎日のように起きる、鉄道自殺。そのためにほんの30分、1時間遅れるだけで、目の色を変えて駅員にくってかかる乗客。なんとしてでも会社にくることを要求する中間管理職上司と同僚。

たいへんな厳しい世の中だから、真面目な顔をして、歯をくいしばって、寝る間も惜しんで働いて、未曾有の経済危機をのりこえなければいけない。それはもちろん分かります。

でも、一方で、危機のときこそジョークを言って、それを笑いとばすような人々が、海を渡るとたくさんいます。

トヨタがもし今後、いままで以上に完璧さを求めていくなら、きっとどこかでポキリと折れます。

いいじゃないですか。完璧じゃなくても。完璧であろうとすることなんかやめて、素直に世界の人々に言ったらどうでしょう。「完璧な車は作れません。でも、心を込めて、今の持てる力で作れる最高の車を作ります。もしそれで故障があったら、どんな小さなことでも、すぐに知らせてください。出来る精いっぱいのことをして、安心して乗ってもらえるように改良します。」

不具合や故障があるのはいいことじゃないですか。その段階で気づいて手当をすれば、大きな事故にならずにすむし、それを改善することで、さらによいものが作れる。

日本人がたぶん誰でも誇りに思っている、世界一の自動車メーカーのトヨタさん。いつまでも私たちの誇りでいてもらうためにも、どうか無理をしないでください。あなたがたが完璧じゃなくたって、いい車を作ってくれるって知ってますから。
そして、たぶん多くのアメリカ人の友達も、冷静になれば、分かってくれますから。

応援してます!